技術者インタビュー
Interviews with Engineer新製品の開発秘話
入社以来技術部門において、新製品開発につながる技術開発に携わって来ました。その後、技術部門をまとめるマネージャーや部長を務め、その後技術担当の執行役員を務めました。現在は技監、アメリカ風に表せばフェローとして、技術部門のサポートや次世代技術を取り入れていくためのロードマップ作成などに携わっています。私の経験を通じて「世界と戦える技術開発」の一端をご紹介できればと思います。
泉妻 宏治
当社の強み
技術部門において、主にアニール技術の研究、開発を担当しています。当社が保有するアニール技術は2種類あります。ひとつは「ファーネスバッチアニール」、もうひとつは「ラピッドサーマルプロセス(RTP)」といいます。そのうち、RTP装置を導入し各種実験に取り組んでいた際、ある温度で処理するとユニークな現象が起きることを私たちのグループが発見しました。この発見によって、当社のシリコンウェーハ製造技術に「革命」が起きたことが最も印象に残っています。
須藤 治生
新技術 - AI
シリコンウェーハの業界には、実に様々な技術領域があります。結晶成長や加工、洗浄、アニール技術などが代表的ですが、私は技術者(エンジニア)として自信を持てる軸を持ちたいと考え、社会人ドクター(博士号)取得に挑みました。現在は、自分自身の新たな挑戦として、スマートファクトリーの実現に向けてシリコンウェーハ製造プロセスへのAI活用に注力しています。こうした取り組みを通じて、GWJやシリコンウェーハ製造分野を「ワクワク感のある会社・業界」にしたいと考えています。
永井 勇太
業界分析
次世代結晶開発や評価技術開発の担当を経て、現在は市場動向や技術動向の調査・分析に軸足を置いて活動しています。シリコンウェーハ業界は世の中の進化とともに成長する大変魅力的な業界の一つだと思います。まだまだ勉強中ではありますが、業界におけるウェーハメーカの位置付けや、技術部として市場調査を行う意義、業界の魅力等について、私なりの考えをお伝えできればと思います。
中川 聰子